M字型脱毛の“光沢部分”を回復させるには、まず「ほぐし」が必要
M字型脱毛はAGAの中でも特に改善が難しいと言われていますが、
その中でも 「光沢を帯びた頭皮」 が出てきた場合、さらに難易度が上がります。
今回は、なぜ光って見える頭皮が厄介なのか、
そして 回復させるために必須となる“ほぐし”の重要性 について解説します。
光沢部分の回復が難しい最大の理由
薄毛の進行にはさまざまなパターンがありますが、
M字型脱毛で特に厄介なのが 毛が抜け切って光沢が出た部分 です。
その理由は…
① 頭皮が硬くなっている
光沢部分の頭皮は、
✔ 血流が極端に悪く
✔ 皮膚が硬化し
✔ 毛穴も閉じている
という「髪が復活しにくい状態」にあります。
② 毛穴が閉じているため成分が浸透しない
- 育毛剤
- エッセンス
- 栄養(サプリ)
これらは頭皮や毛根が“受け取れる状態”でなければ効果を発揮しません。
光沢部分はその受け皿が閉じているため、
塗っても飲んでも効きにくいのが現実 です。
だからこそ「ほぐし」が必須になる
光沢部分の回復には、
まず 頭皮の硬さを取って血流を戻す 必要があります。
その最もシンプルで確実な方法が「ほぐし(マッサージ)」です。
指よりも“かっさ”が向いている理由
手でマッサージしても悪くありませんが、
瀬田のおすすめは かっさプレートによる深部ほぐし。
- 指の圧は頭皮の奥に届きにくい
- かっさは深く・立体的に圧が入る
- 頭皮の硬さを効率よくほぐせる
特に光沢部分は表面だけ柔らかくしても意味がなく、
“奥の筋膜レベル”まで動かす必要があるため、かっさとの相性が抜群です。
ほぐした後は育毛剤の浸透が大幅にUPする
頭皮がほぐれ、血流が戻ると…
✔ 育毛剤が浸透しやすくなる
✔ 毛包に成分が届きやすくなる
✔ 炎症や酸化の改善が早まる
「ほぐしてから使う」か
「何もしない状態で使う」かでは、
浸透も結果もまったく違います。
回復できる範囲には“目安”がある
光沢部分はすべて復活するわけではありません。
目安は「現状から5年前の状態」
- 5年前に毛があった場所 → 復活の可能性あり
- それより前にすでになかった → かなり難しい
この“5年ルール”は臨床的にも感覚的にも非常に正確です。
つまり…
👉 今見えてる光沢部分を放置すれば
👉 来年・再来年には「復活不可能ゾーン」がさらに広がる
ということです。
M字型脱毛は“おでこを狭くするのが最も難しい”
M字型脱毛の怖いところは、
- おでこが広がりやすい
- 一度広がると戻しにくい
- 毛穴が閉じるスピードが速い
という点です。
だからこそ、
違和感を覚えた瞬間が、最も価値のあるスタートポイント。
抜けさせないための早期ケアが、未来の髪密度を左右します。
まとめ|光沢部分の改善には“ほぐし”が不可欠
- M字型脱毛で最も厄介なのが光沢部分
- 光沢部分は頭皮が硬く、毛穴が閉じている
- 育毛剤もサプリもこのままでは効きにくい
- 回復の鍵は「まずほぐして柔らかくすること」
- 特にかっさによる深部ほぐしが効果的
- 5年前に毛があった部分なら復活可能性あり
- M字は早期対応が最大の対策になる
光沢サインを見逃さず、
「ほぐしてから育毛」を習慣にすることで回復の可能性が大きく高まります。

