食べ過ぎが薄毛につながる理由
── 育毛は「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」
薄毛対策というと、
「何を食べればいいのか」
「どんな栄養を足せばいいのか」
という“足し算”の発想が中心になりがちです。
しかし実は、
食べ過ぎそのものが薄毛につながるケースがある
ということは、あまり知られていません。
現代人の食事は「高カロリー・低栄養」
現代の食事の特徴は、
- カロリーは高い
- しかし体に必要な栄養素は不足しがち
という点です。
特に多いのが
油分・塩分・糖分が多い食事。
これらを摂取すると、体はまず
👉「消化・分解・処理」に大量のエネルギーと血液を使います。
消化には、想像以上に血液が使われる
食事をすると、
- 胃腸に血液が集中
- 消化酵素の分泌
- 血糖値・ホルモンの調整
といった作業が同時に行われます。
つまり
食べれば食べるほど、血液は胃腸優先で使われる
という状態になります。
このとき、
✔ 頭皮
✔ 毛根
✔ 体の修復作業
は後回しになります。
体の修復は「空腹時」に行われる
体の修復・再生は
常に行われているわけではありません。
実は、
胃腸が空になり、消化が終わったタイミング
で、体はようやく
- 細胞修復
- ホルモン調整
- 組織のメンテナンス
にエネルギーと血液を回します。
つまり
👉 食べ続けている状態では、修復が進みにくい
ということです。
大人が「満腹3食」を続けるリスク
成長期の子どもと違い、
成長し切った大人は
- 体を大きくする
- 細胞を増やす
必要はほとんどありません。
それにも関わらず、
✔ 朝・昼・晩を満腹
✔ 間食も多い
という生活を続けると、
- 内臓疲労
- 血流の偏り
- 慢性的なエネルギー不足
が起こりやすくなります。
結果として
体は弱り、髪の毛の優先順位は下がっていきます。
育毛は「血流」+「エネルギー管理」
これまで何度もお伝えしている通り、
育毛には血流が不可欠です。
しかしもう一つ重要なのが、
👉 無駄なところでエネルギーを使わないこと。
いくら血行促進をしても、
- 常に食べ過ぎ
- 胃腸が休まらない
- 内臓に負担がかかり続けている
状態では、
育毛に回る余力が生まれません。
ファスティングが育毛に注目される理由
そこで近年注目されているのが
**ファスティング(断食)**です。
ファスティング中、体内では
- 飢餓細胞の活性化
- オートファジー(細胞の再生)
- 成長因子の分泌増加
が起こることがわかっています。
これらはすべて
✔ 細胞修復
✔ 組織の若返り
✔ 頭皮環境改善
に深く関係しています。
食事は「足す」だけでなく「整える」
育毛というと
- 亜鉛
- タンパク質
- ビタミン
などを「足す」ことに目が向きがちですが、
食事量・食事間隔をコントロールすることも育毛の一部
です。
- 食べ過ぎない
- 夜遅くに食べない
- 内臓を休ませる時間を作る
これだけでも
血流とエネルギー配分は大きく変わります。
髪は「余裕があるとき」に育つ
髪の毛は
生命維持に必須ではありません。
だからこそ、
- 体に余裕がある
- 血液とエネルギーが余っている
状態で初めて、
髪はしっかり育ち始めます。
育毛とは
「攻めること」だけでなく、
無駄を減らし、体を整えること。
これも立派な薄毛対策です。
