サプリメント育毛を
「本気でシステム化できているサロン」が、ほとんど存在しない理由
育毛サプリメントというジャンル自体は、
実はかなり前から存在しています。
それにも関わらず、
日本の美容室業界ではほとんど普及してきませんでした。
そして今現在も、
サプリメント育毛を軸事業として成立させているサロンはごく少数です。
これは能力の問題ではなく、
構造的な理由があります。
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なぜ育毛サプリメントは広がらなかったのか
理由は一つではありません。
複数の要因が重なっています。
① 育毛サプリメントの基礎知識がなかった
美容業界では
薬剤・技術の知識は蓄積されてきましたが、
栄養・代謝・内側からの育毛理論は
体系的に学ぶ機会がありませんでした。
結果として
「なんとなく良さそう」
「効くか分からない」
という扱いになりがちでした。
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② 美容室は“水物文化”だった
美容室は長年、
技術を提供して対価をいただく文化です。
形のないもの
時間で区切れないもの
結果がゆっくり出るもの
これらは
サロン販売と相性が悪いと考えられてきました。
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③ 医薬品信仰が強かった
日本では
「効く=薬」
という認識が根強くあります。
副作用のリスクよりも
即効性を重視する価値観が
育毛分野では特に強く、
サプリメントは軽視されがちでした。
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④ サプリメント自体の品質が低かった
過去の育毛サプリメントは
配合量・設計・理論が弱く、
体感を得られない商品が多かったのも事実です。
これが
「やっぱり効かない」
という印象を固定化させました。
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⑤ 長期プランを考えるサロンがなかった
育毛は
短期では判断できない分野です。
にも関わらず、
1袋売って終わり
1ヶ月で判断
という売り方が多く、
結果が出る前に終わっていました。
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⑥ 技術メニュー中心の販売イメージ
サロン販売は
「技術が主、商品は補助」
という発想が強く、
管理・伴走・計画を
サービスとして売る発想が
ほとんどありませんでした。
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今もサプリメント育毛は“少数派”
現在、育毛分野で目立つのは
・幹細胞培養液
・医薬品のオンライン診療
・高額育毛コース
これらが中心で、
サプリメント育毛を本気で扱うサロンは依然として少数です。
つまりこれは、
「流行っていない」のではなく
「まだやっている人が少ない」だけなのです。
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サプリメント育毛を定着させるには何が必要か
サプリメント育毛を事業として成立させるには、
以下が必須条件になります。
・育毛と栄養の知識
・複数個で継続しやすい販売設計
・半年〜1年単位のプラン化
・結果ではなく管理をサービスにする発想
・育毛状況を共有し伴走する仕組み
つまり、
誰でも簡単に参入できない構造が存在します。
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だからこそ、今がチャンス
参入障壁があるということは、
裏を返せば
競合が少ないということです。
・需要は確実にある
・結果も出る
・だがやっているサロンが少ない
この状態は、
ビジネスとしては非常に健全です。
サプリメント育毛は
安売りにもならず
価格競争にもなりにくく
顧客との関係性を深められる分野です。
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まとめ
・サプリメント育毛は昔からあった
・普及しなかったのは構造的理由
・今も本気で扱うサロンは少数
・知識とシステムが必要=参入障壁がある
・だからこそ、取り組むサロンには大きなチャンスがある
「まだ誰もやっていない」のではなく、
「やれる準備ができている人が少ない」だけ。
これが、
今のサプリメント育毛市場の本質です。

