育毛理論講座|第5回

“頭皮環境”が育毛の成否を決める

結論:頭皮は「野菜づくりの土」。土が悪ければ髪は育たない。


1|頭皮環境=野菜づくりの“土壌”と同じ

育毛は
どれだけ栄養を入れても、頭皮(土壌)が荒れていたら育たない。

野菜づくりで

  • 土壌が痩せている
  • 水分量が安定しない
  • 雑菌が増える

そんな状態では、立派な野菜はできません。

育毛もまったく同じ。

👉 まず土壌=頭皮を整えることが育毛の基礎。


2|頭皮環境を構成する3つの要素

頭皮環境とは、以下の3つがバランス良く整っている状態を指す。

① 油分(皮脂の量と質)

不足すれば乾燥する
多すぎれば酸化して過酸化脂質となり、毛根を攻撃する

② 水分(保湿バランス)

乾燥=フケ、赤み、炎症
十分な水分=柔らかい“育つ頭皮”

③ 常在菌(皮膚フローラ)

善玉菌が優位な頭皮は健康
悪玉菌が増えると、臭い・炎症・かゆみの原因になる

👉 この油分・水分・菌バランスが整ってこそ髪は太く強く育つ。


3|大人の頭皮は乾燥しやすい(シャンプーの問題)

大人になるほど皮脂が減り、
洗浄力が強いシャンプーを使うと乾燥肌に直結。

  • フケ
  • かゆみ
  • 赤み
  • 炎症
  • ツッパリ感
  • 頭皮の硬化

これらはすべて“育毛効率を落とすサイン”。

👉 頭皮に合わないシャンプーは髪を育てる前に頭皮を壊す。


4|ヘアカラーは頭皮へのダメージが大きい

アルカリ剤と過酸化水素により

  • 顔の肌より薄い頭皮に刺激
  • バリア機能の低下
  • 乾燥・かゆみ
  • 赤み(=炎症)

カラー後に薄毛が進行する人が多いのは
化学ダメージ × 酸化ストレス が原因。

👉 カラーをする人ほど、頭皮ケアの重要性は高い。


5|皮脂が酸化すると「過酸化脂質」になり脱毛要因へ

放置された皮脂は酸化し、
過酸化脂質=毛根を攻撃する毒性脂 に変わる。

  • 炎症
  • 臭い
  • 毛穴詰まり
  • 毛母細胞の機能低下
  • AGAの悪化

👉 過酸化脂質は 頭皮の老化そのもの


6|頭皮環境を整える基本ケア

① 肌にやさしいシャンプーを選ぶ

アミノ酸系・ベタイン系など低刺激を選択。
毎日の洗浄が頭皮環境を作る。

② 化粧水・育毛ローションで保湿する

頭皮も肌なので“化粧水のような保湿”が必須。
柔らかく潤った頭皮は髪が育ちやすい。

③ 過酸化脂質はオイルクレンジングが有効

皮脂の酸化物は水では落ちにくいため、
オイルで溶かすのがベスト。

④ 赤みは炎症のサイン=要注意

赤みが続くと毛根は確実に弱る。
早期ケアを徹底。


7|結論:頭皮環境が良くなると育毛効率が一気に上がる

  • 油分
  • 水分
  • 常在菌バランス

この3つが整うと、
毛根が栄養と血流を受け取りやすくなるため育毛スピードが上がる。

つまり
👉 “土壌づくりが先。栄養はその後”
これが育毛の正しい順番。