育毛における頭皮ケアの基本は
「油分量」よりも「水分量」である
頭皮ケアというと、
・皮脂を取りすぎない
・乾燥させない
・オイルで保護する
といった油分コントロールの話が中心になりがちです。
しかし、育毛の観点から見ると、
**最も重要なのは油分ではなく“水分量”**です。
これはスキンケア理論を正しく理解すると、
非常に理にかなった結論です。
スキンケアの基本構造は頭皮も同じ、ただし「コツ」が違う
まず大前提として、
スキンケアの基本は
顔も頭皮も同じ構造です。
基本ステップ
- クレンジング
- 保水
- 保湿
この流れ自体は共通です。
ただし、
頭皮は顔とは環境がまったく違う皮膚であるため、
同じ考え方をそのまま当てはめてはいけません。
頭皮ケアの第一段階は「過酸化脂質の除去」
頭皮の皮脂は時間が経つと酸化し、
過酸化脂質へと変化します。
この過酸化脂質は、
・毛穴詰まり
・炎症
・毛根ダメージ
・成長期短縮
を引き起こす、
育毛において最大のマイナス要因です。
そのため、まず行うべきは、
✔ 古くなった皮脂
✔ 酸化した皮脂
✔ 汚れと老廃物
を優しく、確実に落とすクレンジングです。
クレンジング後に最優先すべきは「水分補給」
皮脂を落とした後、
多くの人がやりがちな失敗があります。
それは、
すぐに油分でフタをしようとすることです。
育毛においては、ここが逆になります。
正解は
「まず水分量をしっかり入れ込む」
なぜなら頭皮は、
・毛穴の数が非常に多い
・皮脂腺も多い
・常に外気にさらされている
という特徴を持つため、
水分が非常に揮発しやすい皮膚だからです。
顔と頭皮の決定的な違い|毛穴の数
頭皮と顔の最大の違いは、
毛穴の数と密度です。
頭皮は体の中でも特に毛穴が多く、
その分、
・水分は抜けやすい
・逆に有効成分は入りやすい
という特性があります。
つまり頭皮は、
✔ 正しく水分を入れれば
✔ 栄養も血流も回りやすくなる
**“育毛に適した状態を作りやすい皮膚”**なのです。
水分量が多い頭皮ほど「育ちやすい理由」
皮膚の水分量が高い状態では、
・毛細血管が広がりやすい
・血流がスムーズになる
・栄養と酸素が行き渡る
という状態が作られます。
これはつまり、
毛根が育ちやすい環境が整うということ。
育毛剤や美容成分も、
水分量がある頭皮ほど浸透しやすくなります。
油分は“ゼロ”ではなく「ほどほど」が正解
もちろん、油分が完全に不要なわけではありません。
適度な油分は、
・水分の蒸発を防ぐ
・外部刺激から守る
といった役割があります。
しかし油分が多すぎると、
・毛穴内部で酸化
・過酸化脂質化
・炎症リスク増加
という問題が起こります。
育毛における最適バランス
水分しっかり × 油分ほどほど
これが、
最も毛根に優しい頭皮環境です。
まとめ|育毛の基本は「潤っている頭皮」を作ること
・頭皮ケアの主役は油分ではない
・最重要なのは水分量
・水分が多いほど血流と栄養が届く
・油分は過剰にするとリスクになる
育毛とは、
「生やす前に、育つ土壌を整えること」
その土壌作りの中心が、
水分量を保った頭皮ケアなのです。
この視点を持って提案できることが、
販売サロンとしての信頼と結果につながります。

