育毛における頭皮ケアの基本は

「油分量」よりも「水分量」である

頭皮ケアというと、

・皮脂を取りすぎない
・乾燥させない
・オイルで保護する

といった油分コントロールの話が中心になりがちです。

しかし、育毛の観点から見ると、
**最も重要なのは油分ではなく“水分量”**です。

これはスキンケア理論を正しく理解すると、
非常に理にかなった結論です。


スキンケアの基本構造は頭皮も同じ、ただし「コツ」が違う

まず大前提として、

スキンケアの基本は
顔も頭皮も同じ構造です。

基本ステップ

  1. クレンジング
  2. 保水
  3. 保湿

この流れ自体は共通です。

ただし、
頭皮は顔とは環境がまったく違う皮膚であるため、
同じ考え方をそのまま当てはめてはいけません。


頭皮ケアの第一段階は「過酸化脂質の除去」

頭皮の皮脂は時間が経つと酸化し、

過酸化脂質へと変化します。

この過酸化脂質は、

・毛穴詰まり
・炎症
・毛根ダメージ
・成長期短縮

を引き起こす、
育毛において最大のマイナス要因です。

そのため、まず行うべきは、

✔ 古くなった皮脂
✔ 酸化した皮脂
✔ 汚れと老廃物

優しく、確実に落とすクレンジングです。


クレンジング後に最優先すべきは「水分補給」

皮脂を落とした後、
多くの人がやりがちな失敗があります。

それは、
すぐに油分でフタをしようとすることです。

育毛においては、ここが逆になります。

正解は

「まず水分量をしっかり入れ込む」

なぜなら頭皮は、

・毛穴の数が非常に多い
・皮脂腺も多い
・常に外気にさらされている

という特徴を持つため、
水分が非常に揮発しやすい皮膚だからです。


顔と頭皮の決定的な違い|毛穴の数

頭皮と顔の最大の違いは、

毛穴の数と密度です。

頭皮は体の中でも特に毛穴が多く、
その分、

・水分は抜けやすい
・逆に有効成分は入りやすい

という特性があります。

つまり頭皮は、

✔ 正しく水分を入れれば
✔ 栄養も血流も回りやすくなる

**“育毛に適した状態を作りやすい皮膚”**なのです。


水分量が多い頭皮ほど「育ちやすい理由」

皮膚の水分量が高い状態では、

・毛細血管が広がりやすい
・血流がスムーズになる
・栄養と酸素が行き渡る

という状態が作られます。

これはつまり、

毛根が育ちやすい環境が整うということ。

育毛剤や美容成分も、
水分量がある頭皮ほど浸透しやすくなります。


油分は“ゼロ”ではなく「ほどほど」が正解

もちろん、油分が完全に不要なわけではありません。

適度な油分は、

・水分の蒸発を防ぐ
・外部刺激から守る

といった役割があります。

しかし油分が多すぎると、

・毛穴内部で酸化
・過酸化脂質化
・炎症リスク増加

という問題が起こります。

育毛における最適バランス

水分しっかり × 油分ほどほど

これが、
最も毛根に優しい頭皮環境です。


まとめ|育毛の基本は「潤っている頭皮」を作ること

・頭皮ケアの主役は油分ではない
・最重要なのは水分量
・水分が多いほど血流と栄養が届く
・油分は過剰にするとリスクになる

育毛とは、

「生やす前に、育つ土壌を整えること」

その土壌作りの中心が、
水分量を保った頭皮ケアなのです。

この視点を持って提案できることが、
販売サロンとしての信頼と結果につながります。